最近読んだ本

「奇跡の画家」(後藤正治著、講談社刊)

内容に引き込まれ涙しながら読んだが、読後感にかすかな空虚が残るのは、自分とはなんだか交差しない領域のことが書かれているからか。

画家、ということだけの関連になるが、はてな日記の更新を楽しみにしてる古谷利裕の、ことを読後に思った。やはり、どう交差するのか、が難しい。この本に描かれた画家と古谷氏が。おれが読めてないのか?

誰かこの本と、古谷氏のブログに書かれていることのリンクの何かが、説明できるとするなら、それは世界の秘密とか、芸術表現の根幹にかかわることのような気がする。いや、まったく違うかもしれない。